ご購入の流れ
不動産購入の流れや知識を身につけることでよりスムーズなご購入が実現することと思います。
お住まいを購入するのにはご希望の地域や広さ・価格面・物件の良し悪し、税金の関係等いろいろ知っておきたいことがあります。自己資金の割合や住宅ローンの借り入れが出来る金額そして、その支払はどのようになるか、など不動産購入の流れや知識を身につけることでよりスムーズなご購入が実現することと思います。
ご購入の相談
住まいを買う時、買い替える時は、さまざまな手続きが必要です。
まずは、新居の購入目的や希望条件、また家族構成やライフスタイルなど、当社にじっくり相談して下さい。
インターネットでも、購入相談を受け付けてますので気軽に問い合わせてみましょう。
希望条件を整理しよう。
住まいを購入すると決めたら、自己資金やローン返済を見据えた上で、どれぐらいの物件が買えるのかを検討します。
ここで大切なのが、希望条件に優先順位をつけるということ。
通勤の便?広さ?眺望?日当たり?デザイン?駐車場?などなど。
何が一番ゆずれないポイントなのか、思いつくままに書き出して整理しておきましょう。
資金計画
「私はいったいいくらの物件が買えるのかな?」「自己資金はいくらぐらい必要?」など、まずは資金計画について検討します。購入にあたっては、物件価格の他にも、税金などのさまざまな諸経費がかかります。
一般的には、ローンで借りる金額と自己資金の合計から、諸経費を引いた残りが、購入可能な物件価格といわれています。
自己資金については、少なくとも購入価格の2割程度は準備しておきたいものです。
●ローン借入金額+自己資金 = 購入可能な物件価格+諸経費
購入にはどんな経費がかかるの?
購入する物件は中古か新築か、または取引形態(仲介・代理・売主)によっても経費は異なります。
ここでは基本的な費用についてご紹介します。
契約時
●手付金 ●印紙代 ●仲介手数料の一部ほか
引き渡し時
●登記関係 ●固定資産税 ●管理費等 ●ローン関係 ●保険料 ●仲介手数料の残金ほか
引き渡し後
●固定資産税都市計画税 ●不動産取得税 ●引越費用ほか
物件情報収集
価格帯や希望地域などをある程度決めておけば、物件情報集めもスムーズに進みます。
ここで大切なのは、できるだけ多くの情報に目を通すこと。
折り込みチラシやインターネット、各種住宅フェアなどをフルに活用して、あなたにぴったりの物件をとことん探しましょう。
現地ご案内
気に入った物件が見つかったら、当社営業マンの案内により、すぐに現地に足を運びましょう。
周辺の環境や交通機関、日当たりなど、チラシやホームページではわからない、いろいろな発見があるはずです。
住まいのニーズチェック
物件を見学する上での主なチェックポイントを紹介します。
建物のチェックポイント
●広さ・間取りが必要条件を満たしているか
●基礎や躯体はしっかりしているか
●建築後の年数と管理はどうか
●内装・設備に問題はないか
●ローンは住宅金融公庫融資が受けられるか・・・・・etc.
周辺環境のチェックポイント
●交通の利便性はどうか(駅までの所要時間・混雑状況など)
●生活関連施設は充実しているか(公園・学校・病院など)
●立地に問題はないか(商業地域・工業地域・埋め立て地など)
●南側が大きな建物でふさがれるなど、日照に問題はないか
●駐車場はあるか・・・・・etc.
ご購入のお申し込み
多くの物件を検討した上で「ここに決めた!」という物件が見つかったら、
「不動産購入申込書」にて
購入の申し込みをします。
契約条件の調整
購入条件や代金支払条件、引き渡し時期など、
当社の担当者を通して
調整・交渉を行います。
不動産売買契約
契約条件で合意ができたら、当社営業マンから重要事項の説明を受けた上で、売り主と売買契約書を交わし、
当事者の権利・義務などを明らかにします。
契約時に必要なものは?
ご購入の契約時に用意する主なものを紹介します。
●ご実印
●手付金:現金か預金小切手で用意します。
●印紙代:売買金額によって異なります。
●仲介手数料の半額(中古)(仲介の場合)。
ローンのお申し込み
契約が終わったら、必要書類を揃えて、住宅ローンの申し込み手続きを行います。当社は、金融機関との提携ローンを紹介いたします。
住宅ローンにはどんな種類があるの?
大きくわけると以下の3つで、各機関ごとに条件が異なります。
●公的融資
低い金利で返済期間も長いなど、民間融資と比べてもメリットがあります。フラット35、年金住宅融資、財形住宅融資などがあります。
●民間融資
信用組合や銀行などの民間金融機関の融資です。公的融資に比べると、ローンの種類も多く、比較的借りやすいといえるでしょう。
●勤め先の社内融資
あなたのお勤め先でも、住宅取得のための社内融資があるかもしれません。会社によって融資の条件は異なりますが、民間よりも有利な条件であることが多いようです。
残代金の支払い・物件引渡
ローンを組んだら、自己資金の残りと融資されたお金で、売買代金の全てを支払います。
あとは物件の引き渡しとなります。
残代金支払い
1.登記申請書類の確認
所有権移転登記の申請を行います。登記を代行する司法書士に必要書類を渡し、登記申請を依頼します。
2.残代金の支払い
手付金と内金を差し引いた売買代金の残額を支払います。
3.固定資産税などの精算
登記費用を支払い、固定資産税などを精算します。
4.関係書類の受け取り
管理規約、パンフレット、付帯設備の保証書・取扱説明書などを受け取ります。
5.カギの引渡し
お住まいのカギを受け取り、その確認として「不動産引渡確認証」を発行します。
6.諸費用の支払い
仲介手数料などの諸費用を支払います。
残代金支払い時に用意する物
残代金・仲介手数料の残額・登記費用(登録免許税および司法書士への報酬です)
固定資産税/都市計画税、管理費などの精算金・住民票・印鑑(実印)・印鑑証明書(抵当権設定時のみ必要となります)
お引越し・ご入居
いよいよ新居での新生活が始まります。リフォームや家屋の診断が必要な場合は、当社に相談して下さい。また、ご近所への挨拶まわりもお忘れなく。
引越・荷造りのポイント
●見積りをとる際に、どの範囲まで業者がやってくれるのか確認します。
●荷造りは、ふだん使わない季節はずれの衣類、客用の食器や寝具などから順々に。
荷造りができたものから番号と中身を表書きしておくのも忘れずに。掃除用具や洗面道具は当日の朝荷造りします。
●現金や預金通帳、保険証書、貴金属、印鑑は当日持参します。
●公共料金やお役所の手続き、カードの住所変更などもお早めに。